【スマホについての記事⑪】ドコモショップ『クソ野郎』事件についての考察[前編]
先日Twitterで話題になった『クソ野郎』事件。
色々なところで話題になり、記事になったりしているので後発ながら元ケータイ店員の僕の見解、というか感想をお話したいと思います。
【『クソ野郎』事件についての考察】
『クソ野郎』事件とは?
事件といっても刑事事件とか法律の関わる事件ではないです。
概要:ツイート者の知人が携帯の機種変更をしに行き、書類に店長からのセールス指示書がまぎれていたとの事。
内容:
「親代表の一括請求の子番号です
つまりクソ野郎。
新プランにかえて、Disneyはベタ付け
バックアップめんどくさくないですか?
からの
いちおしパックをつけてあげて下さい
親が支払いしてるから、お金に無トンチャク
だと思うから話す価値はあるかと」
まとめ:上記のように、侮辱する内容が書かれたメモが見つかり発覚。
なぜ起きたのか?
簡単に言うと、店舗ごとの営業ノルマがあり、それを達成する為にオプションに加入してもらおうねってハナシ。
おそらく内容のディズニーベタ付けといちおしパックってのが有料オプションなんでしょう。
そこで利益を出すって感じですね。
個人的にこの文をみて、感情の悪意を感じません。
つまり無感情で常駐的にこういう言葉を使っているんだと思います。
ムカつくから悪態をついたのではなく、悪態をつくのが普通になってるんだと思います。
おそらく本人は悪いことをしたという自覚はないんじゃないでしょうか?
僕の職場にもこういう人はいました。
ショップの実情
今回問題が起きたので大きく取り上げられましたが、実際、携帯業界は結構やばいです。(僕がいた所は)
お店によりけりですが、中には人格的な店員さんもいると思います。
僕が働いてた所は割りとブラックだったので今回の件もイメージ出来ます。
クリーンな状態で入社してもブラック人間に矯正されます。これまじです。
僕も同僚もブラック人間になってました。
悪いこと(グレーゾーンの事)をしなくてはならないというのは、とても精神を消耗し疲弊します。
このお客さんはコレ多分使わないだろうなぁと思いながらオススメしないといけないんです。
お客さんに嘘をつき(言葉的には嘘はついてないけど)自分に嘘をつき働くのです。
ではなぜそんな風になってしまったのでしょうか?
それについては携帯会社のシステムについてお話する必要があります。
少し長くなりますので一旦ここで切らせて頂きます。
気になったら次の記事も読んでくださいね。
-つづく-